「おーいお茶」で有名な伊藤園が海外で躍進中との情報が話題です。
伊藤園と言えば、世界で初めて缶入り飲料でウーロン茶を発売したメーカーとしても有名ですよね。あの、食品としては色的にもタブー色だった”黒色”の缶飲料です。
そんなウーロン茶ではなく、今回の話題は”ジャパニーズティー”の方です。
何がそんなに話題なのか、書いてみました。
そもそも海外で話題のジャパニーズティーとは?どんなものを言うのか?
話題のジャパニーズティーについて話すと、今回の対象となた商品「おーいお茶」、いわゆる無糖の緑茶飲料です。
販売数量(2019年5~9月)は、対前年同期比113%となった。特に注力している地域は北米と中国で、北米エリアは同123%、中国エリアは同120%と好調だ。
以前から、グリーンティーと言うカテゴリーの商品も存在したそうなのですが、それには甘くするため糖分が含まれており、日本のそれとは別格の物でした。
そもそも、ジャパニーズティーが売れ出した背景にもその糖分を使用しない無糖な部分が認知されだしたところが大きい様です。
この背景には、世界中で有糖飲料から無糖飲料へニーズが変化していることがある。肥満に該当する過体重の人数は約7億1200万人となり、世界人口の約10%にあたる。また、有糖飲料に課される砂糖税の導入国は、世界22カ国となるなど、健康は世界的に大きなトレンドだ。
それに伴って、伊藤園でも無糖飲料製品の構成比が大きく伸びており、北米では5年間で10%以上増加し(2014年時46.6%、2018年時57.6%)、中国では40%近く増えている(2014年時49.4%、2018年時87.9%)。
食品産業新聞社ニュースEWBより引用
特に、中国での伸びが大きいのには筆者も驚いている。
それが何故かと言えば、日本の緑茶文化は本来、中国からの伝来した文化であり、紅茶や烏龍茶が輸出される段階で、発酵の進み方がそれぞれ変わっていて、イギリスでは紅茶が、中国では烏龍茶や緑茶が、日本では基本緑茶が飲まれてきた背景があるから。
そういえば、カロリーついでに以前取り上げた高カロリーな話などもありました。
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やはり、健康には過度の糖分は不要であり、健康ブームの背景には、必ずと言っていい程カロリーの問題が付きまとうのもその理由で、
北米にも「グリーンティー」は昔から存在したが、加糖で日本の緑茶とは全く異なるタイプである。ここまで成長したのは、無糖で楽しむことの多いジャパニーズティー(緑茶)の魅力が伝達できたからだろう。
食品産業新聞社ニュースEWBより引用
健康イメージの本来のお茶の飲み方である、無加糖が進捗の要因のようです。
そうそう、カロリーと言えばこのお二人も話題でしたね。
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北米や中国での進捗が凄いようだけど”お茶”ってもともと中国の文化だったような。
上記にも少し書いてみましたが、本来お茶の文化は中国が発祥であり、日本では仏教などの伝来に交じってお茶文化が入ってきている。
千利休などの茶室なども有名だが、本来お茶は庶民の飲み物ではない。
茶室などで建てるお抹茶などが良い例で、鎌倉時代の初期に伝来して依頼、庶民が口にすることが出来るようになったのも江戸時代になってから。
粉末にしてたてて飲む「抹茶」、蒸して揉んだ葉っぱを煮だして飲む緑茶。
一般家庭では手軽に飲める煮だして飲むお茶が広く普及したんですね。
緑茶の文化は、紐解けば日本食との深い関係があるようです。
詳しくは今回書きませんが、緑茶と和食。
無形文化遺産でもある和食「日本食」にも深くかかわっているところ何んか、やはり奥が深い飲み物なんですね。
もっと詳しく知りたくなってきました。
まとめ
今回大きくは取り上げませんでしたが、2020年にはオリンピックが日本で開催されます。
そこでは、企業がこぞって日本の良いものをアピールする場でもあります。
ジャパニーズティー関連に関しても新たな話題が飛び込んできそうですね。
ジャパニーズティーセレクションや、紅茶のそれとは違うジャパニーズティーカップ、さらにはアメリカにあるジャパニーズティーガーデンなど、お茶との相性の良いタピオカなども、話題を呼びそうです。
チャンスがあれば、また書いてみたいと思います。
この度は、最後までご覧頂き誠に誠に有難うございました。
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