「今でしょ!」で有名な塾の講師がMCの番組で紹介された、大根がお賽銭になる東京都内にあるのお寺が話題です。
お寺やお宮などでのお賽銭と言えば、一般的にお金を投げ込むのが普通ですよね。
お賽銭が大根なんて意味が良く分かりません。そこで、気になる事は調べたくなる私がそのお寺やどうしてそうなったのかなど、関連情報も交えて書いてみました。
お賽銭用大根の金額って何?持ち込みOK?50円玉100円玉に115円等のランキングも!
お賽銭を大根でお供えするお寺は、東京浅草にある待乳山聖天(まつちやませいてん)ですね。
大根をお供えすることで有名なお寺でして、境内には大根の絵が描かれている提灯や石碑など、大根をモチーフにしたものがたくさんあります。
付け加えて、浅草七福神の1つでもあるんですよね!
お寺の概要
- 御本尊:歓喜天(聖天)、十一面観音
- 宗派:聖観音宗
- 山号:待乳山
- 院号:本龍院
- 通称:待乳山聖天
- ご利益:健康長寿、良縁祈願、夫婦和合、商売繁盛
- 創建:595年
御由緒
この寺は隅田川べりの小高い丘(待乳山)にあるが、この丘は595年(推古天皇3年)9月に出現して龍が守護したと伝えられ、浅草寺の山号(金龍山)の由来となったと伝えられる。601年(推古天皇9年)この地方が旱魃に見舞われたとき、歓喜天と十一面観音が安置されたと伝えられる。待乳山は、かつては周囲が見渡せる山であり、江戸時代には文人墨客がこの地を訪れている。例年1月に行われる「大根まつり」でも知られる。
ウィキペディアより引用
何故、大根をお供えするのか?
聖天様にお供えすることによって心身を清めて下さるからなのだとか。
下の画像の様にお供え用を250円で分けて頂く事も可能ですが、自分で持参しても問題ない様です。
購入するのが面倒な方などは、事前に自分で用意しておくのも良いかもしれません。
しかし、立派な大根たちですね。
お賽銭の金額は50円玉100円玉に115円などの場合も
賽銭に適した金額や作法があることはご存知ですか?
そもそも何のためにお賽銭をしているのかも知らない方が多いかもしれませんよね。
お賽銭ですが、元々は金銀、海や山の幸、またはお米を紙で包んだ「おひねり」の様な物を供えたもで、土地の神々への実りに対する感謝の印として行っていた物が習慣として残った物。
それが貨幣の流通によって金銭を供えるというものに変わっていったとされています。
賽銭の賽の字は神仏から与えられる福に対して祀ること、銭の字はお金を表していて、まさに神仏に供えるためのお金のことをあらわしているんですね。
一般的にお賽銭は5円玉を使用する事が多いです。その名の通り「ご縁」をいみしているのですが、穴の開いた貨幣ということで、「勤勉に見通し善し」という意味も持っているそうです。
また、この5円にはお供えする金額(枚数)などにも意味があるようで、その例をランキング形式で記しておきます。
(ランクと言うより自分が希望する金額で選びましょう)
- 2枚=10円 重ね重ねご縁がありますように
- 3枚=15円 十分にご縁がありますように
- 4枚=20円 良(よ)いご縁がありますように
- 23枚=115円 良(い)いご縁がありますように
- 25枚=125円 十二分にご縁がありますように
- 97枚=485円 四方八方からご縁がありますように
50円玉は5円玉の10倍ということで、「10倍のご縁」また「十分なご縁」を表しているそうです。穴が開いていますので「見通し善し」との意味ももちろんあります。
100円玉もその名の通り「100の縁」を表しています。実はこの100円玉、お賽銭として投げ入れられる数が一番多い貨幣なんですよね。お財布に入っていることが多い硬貨で、投げ入れやすい金額だからという説もあるそうです。
お賽銭としてNGなお金もあるそうで、10円玉と500円硬貨は使わない方が良さそうです。
その理由が、10円玉は「10円」=「とお円」=「遠縁」を想起させるから、500円硬貨は「一番大きな硬貨」=「これ以上の硬貨(効果)がないから」だそうです。
知っておいて損はないと思います。ま、絶対条件では有りませんのでランキングとしてはあまり意味をなさないかもしれません。
ゲン担ぎなので絶対などあり得なくて当然です。
風水的意味と縁起などの内容や受験の際の参考にも
お賽銭情報を風水で有名なDr.コパさんの情報をもとにご説明しますと、風水的に「115」は天下を取れる強力な数だそうです。お賽銭を115円にすることで、願いがかないやすくなるそうですよ。
上記にも書きましたが、”良いご縁がありますように”との意味合いも込めて5円玉で115円を用意しておくのがよさそうですね。
受験の際などには威力を発揮しそうな金額ではないでしょうか。
縁起に関する内容は以上となります。
最後に、あくまでお賽銭のご利益は、色んな努力をしつくした後での、”苦しい時の神頼み”的な意味合いが全てです。
まずは、それぞれの目標に対して最大限の努力が必要なのは肝に銘じておきましょう。
待乳山聖天での大根の描写は、先端が二又になっていて重なっていますよね。
これは夫婦和合を表しているそうですよ。
まとめ
大根をお供えするお寺やお賽銭の内容についてご紹介してきました。
これを気に、お供えをする際の気構えを改めてみるのもよいかもしれませんね。
何と言っても、最終的には自分の努力が最も重要なんですけどね。
この度は、最後までご覧頂き誠に誠に有難うございました。
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