新型肺炎のコロナウィルスで話題の中国武漢で、邦人が帰国できない状況を打破する為、日本政府が航空機をチャーターしている報道がありました。
その後直にその便がキャンセルになったとの報道があり、一刻を争う状況なのに、何故?と思い調べてみました。
中国武漢へのANA全日空チャーター便キャンセルの理由とその料金も
まずは”チャーター便とは”について
特定の目的を満たすために供用されている輸送機関(航空機)の一部または全部を借りきること。正式には専属輸送(せんぞくゆそう)という。
今回の件は、国としてもご家族の方達を考えると、一刻も早く非難させたいという思いに対応したのでしょう、それでももう少し早くならなかったのかは疑問が残ります。
直通での運行が出来るようにとの手配でしょうけど、相手あっての航空機手配です。
キャンセル、延期は「早くしてあげなよ!」との声が聞こえてきそうです。
政府は迅速に動いていますよ!のアピールの様にも正直見えてしまいますね。
さて、今回の政府が民間に依頼したチャーター機は、その機体全てをチャーターする事になるので、専用の空港へ直行などの使用が可能な航空旅客機となる訳です。
お金がれば、誰でも手配は可能な訳です。規模は大きいですけどね、
キャンセルの内容としては、以下の通り
政府が派遣するチャーター機による現地からの日本人の帰国が29日以降にずれ込む見通しとなった。チャーター機受け入れなどで中国当局との調整が続いているとみられる。
毎日新聞より引用
また、別の記事では、
政府はチャーター機2便を28日午後にも派遣したい意向だが、中国側との調整次第では、29日以降にずれ込む可能性もある。27日に中国の李克強首相が習近平国家主席の指示で武漢入りし、警備が厳しくなっていることが影響している
(中略)
武漢市は市外への感染拡大を防ぐため、空港や鉄道駅を閉鎖するなど公共交通機関の運行を停止している
産経新聞より引用
チャーター機の料金については、詳しく教えてくれた内容がありましたので、例として書いておきます。
何処の路線で考えているのか?
何日で考えているのか?
どのクラスのサービスを望んでいるのか?
何人を考えているのか?
その他様々な条件で変わります。
例えば、海外で片道だけなら大変な金額になるでしょうし
国内で片道ならそれ程高くないでしょうし・・・・・高くないといっても、数百万~ですかね。
小型機50人乗りで、国内一人3~5万の通常販売のシート
これを貸切にするイメージで、片道250万~往復400万ほどでしょう長距離国際線(欧州や北米)で6000万+サーチャージ前後と言われています。
南米やアフリカまでのチャーターだとその倍額近くかかると考えた方がいいかもですね。Yahoo!知恵袋 引用
この有識者の内容からして、正直数百万から数千万の金額が使用される事になるのですが、良く考えればこれも税金から使用されるんでした。
なんか少しだけ複雑な思いをしたのは私だけでしょうか…。
画像は武漢国際空港の全体写真になります。決して小さくはないですよね…。
本当に順番待ちなのか疑問な点と航空会社について
今回政府が手配した民間の航空会社はANA全日空でしたね。
ニュースの画像がそうでしたから、間違いないでしょう。
今後、最悪政府専用機を使用することがになれば、日本航空JALでの輸送となります。
順番待ちの内容もありますが、産経新聞の内容からも、出入り禁止の武漢でその航空機を離着陸させる人員手配には時間がかかっている事も原因のひとつと考えます。
中国には中国の問題があるわけですから、こちらから如何に飛行機を飛ばそうとも、着陸できる空港が了解しなければ飛ばせない訳ですしね。
チャーター便に関しても、感染者は日本以外にもアメリカ、欧州、アジア圏まで、ビジネスでの滞在者が複数いた訳ですから、国同士での調整となる訳です。
友好関係が最優先されるのは見えていますので、日本は何番目になるのでしょうか。
機内は英語と中国語が流れるようになりましたね(まとめ)
少し気になった飛行機ネタですが、機内アナウンスは少し前まで日本では、基本英語だけでした。2020年では中国語も流れます。鉄道関係でも同じのような。
それだけ、その国の人達が利用すると言う事ですよね。
話を戻して、
緊急を要する国の対応には今後も目を離せませんが、少し理解を深めて頂けたでしょうか。
武漢滞在者は不安で仕方ないでしょうし、そのご家族も心配が尽きない状況とご察しします。
出来るだけ早い帰国と迅速な国の対応を待ちたいと思います。
この度は、最後までご覧頂き誠に誠に有難うございました。
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