東京都知事である小池百合子知事の発言が、またもや湧いています。内容は東京オリンピックの延期が1年以内の開催で正式決定した中で、札幌開催を気温(夏開催)が問題視さらた事で開催コースが変わってくる可能性が出てきたことについての発言でした。解っている範囲で検証してみました。
東京オリンピックのマラソンコースが再び東京へ?日程や時間次第なのか
東京都知事の意見は東京を希望しているが、IOCの見解は出ていないのが現状。3月26日から4週間以内での時期開催日程をバッハ会長は発表すると言っています。この日程次第では東京コースでの復活開催も望みが出てくるかもしれません。
延期が決まった東京五輪・パラリンピックについて小池百合子・東京都知事は27日朝、開催時期が来夏以外に決定した場合、札幌に移転したマラソン競技は「(東京開催が)当然だと思う。都民もそれを望んでいる」と述べた。
朝日新聞デジタルより引用
但し、東京五輪・パラリンピック開催実行組織委員会の森会長は、一度札幌へ移転を決定した件について東京へ戻す意向に関しては濁した感じです。
Q)延期されて夏以外の開催になって札幌から東京に移すことはないか。
森)私としてはそれはない。
あくまで決めるのはIOCでありますので、都知事や組織委員会の意見が取り入れられるかは疑問が残る感じです。
私の意見を率直にもうしあげれば、もともと東京オリンピックは東京で行いう事で決定した内容。札幌や他の都道府県に波及する事は東京ではなく、ジャパンオリンピックになってしまうので、違うのではないかと思うのですが、皆さんは如何でしょうか。
これも、IOC側からすれば余り関係の無い内容なのでしょうね。ヨーロッパやアメリカなどの大国からみれば、日本の中の東京であり、東京は日本の中心都市としての認識しかないよおもいますからね。
因みに、札幌へ移行が決まる前の東京コースの画像がありましたので、興味のある方はご覧ください。(正式なコースになる可能性も?)
東京コース復活?IOCの見解は?チケット払い戻しはどうなるの?
販売済みのマラソンチケット3万7000枚においては、実行委員会側で払い戻しが決定しています。払い戻しするわけですが、札幌大会ではチケット販売自体がありませんので、今後、開催を東京へ戻すとなれば、新たなチケット販売も可能性は高くなります。
スポンサー企業としては、新たなチケットは企業のイメージアピールなどの景品とし手の価値があるわけですから、欲しいところではないでしょうか。
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ボランティアへの配慮について
札幌大会についてのボランティア活動においても、延期が決定しています。ボランティア活動ですので、日程によっては不可能になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。お休みをとったり、スケジュールを調整する必要もあるわけですから、好意としての活動をむげにするわけにはいきません。
参考までに連絡先の情報を添付しておきたいと思います。
札幌市スポーツ局国際大会担当部東京オリンピック・パラリンピック担当課
〒060-0002 札幌市中央区北2条西1丁目1番地7 ORE札幌ビル8階
電話番号:011-211-3007
ファクス番号:011-211-3077
この内容も、東京への復帰が決定すれば無くなってしまう話では有りますが…。
代表選手の選考方法について
既に発表されている通り、選考方法としてはマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が2019年9月15日に開催され、代用選手が決定しています。
■男子
中村 匠吾(富士通)※MGC 優勝
服部 勇馬(トヨタ自動車)※MGC 2位
大迫 傑(Nike)※MGCファイナルチャレンジ 設定記録突破 最上位
<補欠選手>
大塚 祥平(九電工)※MGC 4位
橋本 崚(GMOアスリーツ)※MGC 5位■女子
前田 穂南(天満屋)※MGC優勝
鈴木 亜由子(日本郵政グループ)※MGC 2位
一山 麻緒(ワコール)※MGCファイナルチャレンジ 設定記録突破 最上位
<補欠選手>
小原 怜(天満屋) ※MGC 3位
松田 瑞生(ダイハツ)※MGC 4位「※」は、選考理由
JAAFホームページより引用
2020年の東京オリンピックの選考を兼ねた大会ともいえるMGCは今後も継続して開催される見込みですが、内容については日本陸連専務理事も以下の様に言っていました。
今後、そのままの形でできるとは思わないが、この要素をどう継承していくか検討していきたい
マラソンも、時代と共に進歩していっているんだと改めて考えさせられた大会でもありましたね。マラソンは、テレビで見ていても単調なようで奥の深い競技なのか、飽きることもありませんよね。得点などはありませんが結構盛り上がる不思議な競技です。
1964年の東京五輪陸上男子マラソンで円谷幸吉が銅だった!(まとめ)
東京オリンピックが1964年にも行われた際、マラソンで偉業を成し遂げた選手がいたんですね。円谷幸吉選手がその方で、1位だったアベベ(エチオピア)、2位、3位をラストスパートでヒートリー(英国)と競り合たのですが、惜しくも銅メダルだったようです。私が産まれる6年も前の出来事ですが、世界とマラソンで競ってたと思うと同じ日本人として誇らしく思えてきました。
最終的には、東京コースになるかは4月末でのIOC開催日程発表と併せての決定となるでしょうから、解り次第更新していきたいと思います。
なんだか、ワクワクする期間が長くなって個人的には嬉しいですね。
この度は、最後までご覧頂き誠に誠に有難うございました。
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