ザ・ドリフターズといえば、コントで観客を笑わせるのがイメージとしては強いでしょうが、もともとはバンドなんですよね。ザ・ドリフターズ(The Drifters)はアメリカ合衆国の米国のドゥーワップやリズム・アンド・ ブルースを歌ったコーラス・グループなのですが、それをヒントにいかりや長介さんが作ったグループなのだとか。
そんなバンドである事を忘れさせてしまうコントの数々。その中でも「志村!後ろ後ろ!」と子供たちが画面をみて叫んだコント。少し深堀してみたいと思います。
志村後ろ後ろ!の元ネタって?舞台こその危険の予感で客も共感!
この、「志村!後ろ!後ろ!」が有名になったのは、ある舞台で行ったピラミッドでの強盗団ネタが元ネタになっている。ピラミッドの中をお宝を探して侵入するのだが、ピラミッドの中へ進むにつれ、後ろから色んなギミックが近づくのを上手くずらして観客を取り込むテクニック!コント会場だけでなく、テレビの向こう側の子供たちや視聴者をも釘づけになっていましたね。
テレビ視聴者側にも影響を与えた凄いアイデアだったんですね。
いかりや長介の自伝「だめだこりゃ」によれば、こう観客に叫ばせることを意識的に狙ったものが多かったという。また、こうして叫ばせることで長介登場など間を計るのにも使われたとか。
ピクシブ百科事典記事参照
もともと、舞台での大掛かりなコントをテレビで放送していた番組がTBS系列で放送されていました、”8時だヨ!全員集合”でした。
特に、志村けんさんのインパクトは強かった思いが有ります。
志村けんのスイカ早食い←くり抜きトリックだった!仕掛けの詳細・コツを画像解説
放送当時舞台でのコントなので、もちろん観客がいた訳ですが、当時の番組を思い出しても、子供の笑い声や、ヤジ、声援が聞こえていたのを普通に違和感なく見ていたことを思い出しました。
1969年から1985年までの16年にわたる放送の中で全803回を誇る長寿番組でした。
その中でも、停電やボヤ騒ぎ、出演者の怪我なども話題になりました。
ドリフのコントテニックは観客と舞台があってこそのネタ演出
実際の映像がありましたので、引用させて頂きました。
ドリフターズ自体を知らない方達にも、是非見て頂きたいコントですね。思いっきり昭和の匂いがしてきます。小中学と楽しませて頂いた思い出の番組ですね。
観客の一員になった気持ちでテレビを見ていたなんて、2020年の最新技術VR「バーチャルリアリティー」的な感覚だったのを思い出しました。
舞台での始まりは、いかりや長介さんの、「おいっす!」、「元気ねえな!」「もう一回!おいっす!」と観客とのやり取りから始まっていましたからね。
テレビで見ている側も、このやり取りでテレビの世界にのめり込んで行ったものです。
まとめ
如何でしたでしたでしょうか。
ドリフの全盛期を思い出して、新たに数々の傑作コントを見てみたくなった方も多いのではないでしょうか。
今は亡きいかりや長介さん、志村けんさん、(志村けんさんの前メンバー)元ドリフターズ新井注さん、ご存命の加藤茶さんに仲本工事さん、高木ブーさんなど、個性派ぞろいのメンバーでしたね。
DVDなどもあるようですから、興味が湧いた方は是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。
この度は、最後までご覧頂き誠に誠に有難うございました。
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