天才!志村どうぶつ園といえば、志村けんと戯れるチンパンジーを思い出す人も多いのではないでしょうか。ブルドックのジェームスと一緒に志村園長と戯れる姿が印象的だったチンパンジーのパン君です。ある事件をきっかけにテレビから姿を消すことになったのですが、その事件とその後の志村園長とのやり取りには涙が止まりませんでした。
志村どうぶつ園のパン君(チンパンジー)事件の詳細について
2012年の9月にそれは起こります。
ステージが終わった直後、10メートル離れたところにいた20歳の女性に向かっていきなり駆け寄り、足首と腰、そして額にかみついた。ドクターヘリで緊急搬送されて全治2週間のケガだったという。
ITmediaビジネスonlineより引用
そもそも、雄のチンパンジーは5歳くらいになると狂暴化する事が言われている様ですので、パン君の狂暴化は予知されていたとの話もあるようです。
最初はパンくんが“全国デビュー”を果たした直後、2005年。環境省が日本動物水族館協会を通じて、パンくんの飼育実態の調査を行ったことだった。
ご存じない方もいるかもしれないが、チンパンジーは「国際希少野生動植物種」で繁殖や研究以外の目的で飼育はしてはいけない。つまり、オーバーオールを着せて「見世物」にしている「志村どうぶつ園」は厳密にはアウトだ。が、どういうわけかこの調査を経て、テレビ局が受けたのは「行政指導」だった。(中略)
チンパンジーは5歳を過ぎたあたりから凶暴化する。事実、海外ではペットのチンパンジーに原型が分からぬほど顔面を食いちぎられた被害者がちょいちょい報じられているし、マイケル(ジャクソン)が泣く泣くバブルスを手放したのもこれが理由だと言われている。
ITmediaビジネスonlineより引用
パン君もいくら賢いとは言え、チンパンジーなのです。
テレビの怖いところでもあるのですが、編集の技ではチンパンジーも人間の子供の様に見えてくるんですよね。犬だって飼い主を噛むことだってあるんですからね。
でも、テレビの中のパン君は可愛かったですから人間がより良いパン君を作り上げていったようにも感じますね…。
最後のパンくんで
涙腺崩壊…#志村どうぶつ園 pic.twitter.com/CwFrZqKChY— nina®✩.*˚ (@Y1WWDfE4i2qiLAt) April 4, 2020
ロケが終わるとこれが最後だと分かるのかパンくん、手を振りほどいて志村園長のところに駆け寄ってったそう。「もう帰れないよ」とパンくんを抱きしめる志村さん。
パンくんずっと志村園長が来るのを待ってるのかな、悲しいよほんとに、、、。
#志村どうぶつ園 pic.twitter.com/KM2jBxykVW— Kiss美✨ (@missyou_kissme) April 4, 2020
お別れの志村けん園長とのバイバイには涙の声多数!ハイジの回ではパン君の声も?
みなさんも、このシーンでは志村さんの優しさとパン君の仕草の可愛さから涙腺崩壊になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
わたしも、何も知らないで見たときには涙で画面が滲んだのを思い出しました。
志村園長とお別れしたくないパンくん#志村どうぶつ園
— 【速報】 (@SokuhouOtodoke1) April 4, 2020
バックに流れる音楽やカメラワークの妙で、小さい子供が離れ離れになるお父さんを追いかける様なシチュエーションを夕方の切ない背景で撮られているシーン。さながら映画のワンシーンです。
動物保護の目線からみると、以下の様なコメントになるようです。
パンくんがこの8年間、どのような目にあってきたのかをぜひつまびらかにしたらいい。きっと涙なくしてはみられないはずだ。
ITmediaビジネスonlineより引用
実際の収録現場を見ていた訳ではないので色んな事が言えてしまうのですが、専門家からすると、事件が起きるのはある意味必然だったと言う事の様です。
また、志村どうぶつ園の「動物と話せる女性・ハイジ」のコーナーで再びパン君が登場するシーンでは、
「ハイジは近くにいるだけで動物の気持ちが分かるという外国人です。パンくんに会うとさっそく、『パンはあなた(志村)に会いたがっているわ』『志村園長に伝えたいことがあるようだわ』と言い出したので、誰もが息を飲んだのです」(前出・ディレクター)
まさかの謝罪か!? ところが、ハイジが続けたセリフは「(パンは)うどんが欲しいと言っているわ」だった。
「これを聞いて、まあそうだよな、あんなこと言うわけないよなあ、とズッコケましたよ(笑)」(前出・ディレクター)
Asagei plusより引用
これらが本当であれば、ペットと暮らす私としては正直複雑な気持ちになってしまいます。言っている事は本当なのでしょうね。人間の様には行かないのが普通でしょう。
ある意味、正直でよろしい。
北海道の温泉では思い出も(まとめ)
ある時の、北海道のロケでは、パンくんは絶対に温泉に入ろうとしなかったそうで…。しかし、志村園長が誘うと、応じてくれて温泉に入ってくれたそうです。
志村けんさんは、「カメラからは見えなかったんだけど、パン君がかぱって抱きついてきてね。やたら本番に強いんです」と嬉しそうだったそうですよ。
その後、パン君が引退した後にテレビで活躍するのが、パン君の娘のプリンちゃんですが、ことらも可愛らしい愛嬌たっぷりのVTRが放送されています。
結局は、テレビ側の使いやすい場面を流していると考えると、複雑ですよね。
とは言え、”天才!志村どうぶつ園”は高視聴率もあり、そのままのタイトルでメインMCを相場君が引き継ぎ継続されるそうです。
動物が大好きだった志村けんさん、色んな思いがあったでしょう、本心も知りたかったです。
この度は、最後までご覧頂き誠に誠に有難うございました。
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