おつかいタクシーが各都道府県で広がりを見せていますが、そもそもそんなサービスなのかが解らない方も多いのではないでしょうか。タクシーがベースなので人とモノを運ぶのには特化しているでしょうけど、それ以外の便利な活用法もあるようなので書いてみました。
おつかいタクシーの三和交通 東京以外に神奈川・埼玉でも価格以上に便利な訳は?
まずは、期間限定のサービスである事を理解しておく必要が有ります。コロナ特需がキッカケのサービスですから、2020年6月末までの期間限定サービスです。
但し、長期化する事が有ればそれによっては延期される可能性もありますので、ホームページなどで確認されるのもオススメです。
さて、本題ですが、皆さんはこのサービスが只の買い物配達だけではない事を理解していない方が多いです。何が便利かといいますと以下に述べていきたいと思い居ます。
料金
横浜:2,860円(30分)
三多摩(府中 小平 八王子)3,110円(30分)
埼玉3,310円(30分)
予約方法(電話)
横浜 0570-003-052
三多摩(東京) 0570-041-730
埼玉 0570-003-730
料金的には、決して安くないと思われる方が多いでしょうが、良く考えると「人」に動いてもらう「人件費」と「タクシー代」、それに購入したり依頼した品物の「代金」が必要なだけです。
大雨、落雷、強風、台風(無理かもしれませんが)などの悪天候の際にも同じサービスを行ってくれる訳ですから、”薬”や”予約品”、”限定商品”で直の行動でないと手に入らない、どうしても”今”でなければならない”行動力”を定額(時間内ではありますが)で使用できるサービスと考えれば、「安い」と思えるのではないでしょうか。
タクシー会社側の目線で考えると利用者激減なのであれば、今できるタクシー会社に出来るサービスは何か。
出来る範囲で付加価値のニーズが”少数”でもあれば、何もしないよりかは”チャンス”を見いだせる場合もある、行動力で”ピンチ”が”チャンス”になるかもしれませんからね。
もしもですが、季節外れの大雪にでもなれば、需要が急増しそうな気もします。
(注意:2020年5月4日の時点では、三和交通さん側の意向で、サービスを見合わせ中)
利用の際には、一度電話確認される事をお勧め致します。
必見なのは人が車と一緒に動いてくれる!通販や宅配との決定的違いがそこにある
人件費込みでのサービスですから、その時間内であれば”おつかい”レベルの作業を車で行動可能な距離で使用できる訳ですよね。
高級百貨店で、限定商品が時間指定で販売される生鮮食品などでは、”今”をお金で解決できる訳です。
お金ではどうしようもない、(自分に)体がもう一つあったらなー…。”?!”
人によっては、このサービスがある事で、出来なかった事が出来たりする訳ですよね。
まさに、”プライスレス”なサービスと私は感じたのですが。私だけでしょうか?
まさに、使い方次第では金額以上の価値もあるサービスな訳です。
但し、運転手さん次第では使えない場合も有るので、特に注意が必要でもあります。
三和さんではないですが、地方のサービス開始について同じ気持ちのコメントがありましたので紹介しておきますね。
うちの父みたいに、スーパーでひとりで買い物もほとんどしたことない人だったら、依頼されたものをきちんと買えるか疑問と不安しかないんだけど、運転手さん、大丈夫かな。(^^;
→外出自粛で「おつかいタクシー」 奈良、買い物や薬の受け取り代行 | 2020/4/21 – 共同通信 https://t.co/Rp7bzknDlM— きよこま⛅ (@kiyomikomachi61) April 21, 2020
全てのドライバーさんが同じサービスを出来るにかは正直少し不安も有ります…。
因みに、タクシーが物だけ運ぶのは通常ですと”違法”です。このサービスが開始されたのは、緊急事態である期間のみに特別に許可された条例の範囲で行う事が可能になったサービスなので、ご心配は不要ですよ。
(実際のサービス期間についても電話で確認されるのが安心ですね)
まとめ
如何でしたでしょうか。日ごろ、何も考えないで使っているタクシーですが、アイデア次第ではとても安い公共機関なのが改めて解った気がしました。
今後も感染症の対策として需要が急激に伸びれば、これからの高齢者社会の特需にも有効な手段として普及するかもしれませんね。
この度は、最後までご覧頂き誠に誠に有難うございました。
コメント