いつも悩まされる高速道路の渋滞問題。
帰省の際や大型連休での長距離ドライブ、旅行など、高速道路を使う際には必ず遭遇する問題です。
運よく、その日は免れても何時かは遭遇してしまう、それが高速での渋滞ですよね。
今回は、東名上り線海老名JCT横浜町田ICの渋滞問題にプロの目線でお答えしたいと思います。
(あくまで高感度ナビゲーションシステムをお持ちで無いという想定でのお話です。)
渋滞の原因ってどのようにして発生するかご存知ですか?
高速だけではなく、一般道でも起きる交通渋滞。
いったい、どのようにして発生してしまうのでしょうか?調べてみました。
渋滞発生の原因、
基本的には渋滞発生の先頭車両のブレーキによって後続車の渋滞が発生するといわれています。
先頭車両がわずかなブレーキをかけたとしてその後続車はそのブレーキに合わせてどんどん数珠つなぎにブレーキを踏みます
タイミングがそれぞれずれますので、そこから次第に車が込み合い渋滞が発生するわけです。
それではどうすれば渋滞が緩和できるのか。
そちらについてはまた別の機会にお話ししたいと思います。
東名高速道路海老名ジャンクション横浜町田インターチェンジ渋滞攻略法
東名高速上りの渋滞の名所であるこの区間ですが、ここ数年ずっと代わり映えが有りません。
渋滞発生の原因としての大きな要因は、
一つが海老名パーキングエリアからの合流です。
海老名パーキングエリアはご存知な方も多いとは思いますが、日本で一番利用されているパーキングエリアです。
また、日本のサービスエリアの中で一番売り上げの大きい施設でもあります。
所在地は神奈川県海老名市大谷南5丁目1-1(上り)であり、高速を挟んで反対側が下り側で、所在は神奈川県海老名市大谷南5丁目2-1となります。
また、流石日本一のパーキングだけあって高速以外(一般道)からの出入りも可能となっています。
(上り、下りともに一般道側からの徒歩による出入りが可能です)
インターチェンジ付近(高速の外)には、徒歩で入場する為の有料駐車場まで完備。
ついでに、海老名サービスエリアの情報を少し記載しますと、
上りでは、静岡、神奈川エリアのご当地見上げの販売と、海老名パーキングオリジナル商品も沢山販売しています。(これ目当ての方も多いです)
下りでは、東京と神奈川エリアのご当地&オリジナルなお土産が販売されています。
このサービスエリアオリジナルの商品がテレビで良く話題にもなります。
次に綾瀬トンネル付近での明暗からつい踏んでしまうブレーキによる渋滞発生。
私もこのトンネルは幾度となく通っているのですが、現在は工事を行っています。
工事の内容は、車線を上り、下りそれぞれ1車線分増やす工事で、トンネル内と出入口付近を少しでも通りやすくし、渋滞の緩和を狙っているようです。
高速のプロによる緻密な考えによる対策なのでしょうが、私の意見としてはあまり意味が無い様にも感じます。それは、トンネルの中や付近だけを広くしたところで、ほどなく車線が元に戻るのであれば、そこでも結局はブレーキが発生し、渋滞に繋がると予測されるからです。(素人の考えなので参考にななりませんが…)
最後に、そこから町田インター降り口に関する渋滞の発生。
横浜町田インターは、神奈川の主要バイパスである保土ヶ谷バイパス道路への連絡口でもあり、時間帯にもよりますが乗り降りが集中する事でも有名です。
そんな要因もあり上り出口は(下り入り口も)良く渋滞が発生しています。
この三つが大きな原因になっていると考えられます。といいますか、私が利用している時にも発生している原因がいつもそうです。
それではその区間の渋滞をどうやって攻略するば良いのでしょうか。
それでは、その対処方法を私なりの考えでご説明したいと思います。
それにはまず、スマートフォン1台を使用します。
(お持ちでなければこのサイトより即離脱ください。意味がありませんので…。)
すいません、今回は Android のみの内容となります。
(iPhoneでも同様のアプリで可能の様です)
まずはスマホの画面プレイストアで Google マップアプリをダウンロードしてアプリを開きます。
(無料です)(iPhoneではアップルストアでのダウンロードになると思います)
次にナビゲーションの機能(経路検索の画面で右上の縦…マークを押して標示される)「設定」及び「経路オプション」を使い、運転オプションを表示します。
標示された「運転オプション」内に表記の高速道路を使わない。有料道路を使わない。フェリーを利用しない。の全てにチェックをそれぞれつけ、完了を押し、一般道で走る形態に設定を変更します。
そこから再度検索をし、「運転オプション」にチェックを付けない場合と付けた場合の路線通過時間を「下の道一般道で通る時間」と、「上の道高速有料道路で通る時間」で比較をしてみましょう。
5分から10分の差で違いが少なければ上の道高速有料道路をそのまま使うのが吉です。
一般道と高速で一般道路の方が早い標示で10分以上差がある場合は、一番近いインターで降り一般道を使い、渋滞箇所を迂回して再び高速に合流などを検討しましょう。
時間の節約になります。
(今回は、金銭的な面よりも時間削減をメインで攻略する方法です)
東名高速海老名ジャンクション横浜町田インターチェンジ間のおすすめ情報(まとめ)
今回述べてきました東名高速道路の渋滞名所。上り区間の海老名JCT(エビナジャンクション)横浜町田IC(ヨコハママチダインターチェンジ)ですが、朗報があります。
この区間の丁度中央付近にあたる場所、綾瀬郵便局付近の県道42号線へのアクセスを目指し綾瀬スマートIC(インターチェンジ)の設置が、神奈川県、中日本高速道路株式会社、綾瀬市の3者による事業で実施されており、令和2年(2020年)上半期の開通を目標に、現在工事が進んでいます。
あくまでETC搭載専用のインターチェンジですが、名物渋滞の抑止力として大注目されています。
東京オリンピック2020へ向けての渋滞緩和としても注目されており、一日でも早い開通を目指しているようです。
首都高速渋滞の名所でもあるこの区間が「名所」でなくなることを個人的にも切に願っています。
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