200年ぶり!憲政発の即位礼正殿の義とは?祝日も一度きりな訳とは

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2019年の10月22日が休日なのはご存知でしょうか。

皆さんは、何の日で休日なのかをご存知ですか?

200年ぶりに執り行われる為、祝日になっているんですが、ちょっと良くわからないですよね。

簡単ではありますが、何故、今年だけなのか、200年前はどうだったのかについて調べてみました。

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天皇陛下の御退位と皇太子殿下の御即位が同時に行われるのは光格天皇依頼約200年ぶり

「退位礼正殿の儀(たいいれいせいでんのぎ)」と「即位礼正殿の儀(そくいせいでんのぎ)」が同時に行われるのは200年ぶりだそうです。

天皇退位の義は今から約200年前の江戸時代後期に行われた光格天皇の退位がそれだそうで、憲政からは初めての退位の義となるようです。

そういえば、昭和天皇はご逝去されてから現上皇に変わられたので、お亡くなりになって変わるのが当たり前とおもっていました。

明治以降、天皇は終身在位が決まりでしたからね。

政府は2017年6月に天皇の退位を実現する特例法を成立させ、一代に限って退位を認めることにしたのです。そして、今回200年ぶりの退位の義が執り行われ、令和が始まり現在の天皇陛下が即位される記念すべき日として10月22日が一度きりの祝日となりました。(即位礼正殿の儀(そくいせいでんのぎ)の日にあたります)

昭和天皇がご逝去された年、テレビでは、そのニュースばかりが報道されていたのを思い出します。

天皇は日本国の象徴であり、それは当たり前のことですが、わたしが丁度大学に合格した歳でもありました。

丁度バブル終期でもあり、当時は学生もバブリーだった事を思い出します。

実家が菊の花を栽培する農家だったのですが、天皇陛下御逝去の際、需要が間に合わない状況となり、実家もプチバブルが起きていましたね。

その時の影響でか、お金周りが良く大学生だった私もスポーツクーペを一台買っていただいた思い出があります。

なんだか、少し不謹慎だったのかなと今さらですが思いますね。

光格天皇は江戸後期の天皇で偉大な明治維新の立役者だった

光格天皇は江戸後期に天皇となられました。

光格天皇は天皇になられて間もなく飢饉に見舞われます。(天明の飢饉)

当時、将軍であった10代目の徳川家治の治める幕府に庶民は期待をしていませんでした。

この飢餓への救いを庶民が求めたのが天皇だったのです。

天皇陛下へ庶民は賽銭を投げ込み助けを乞います。そこで動いたのは後桜町上皇です。

後桜町上皇は当時10歳だった光格天皇へ実質的な指導を行った2代前の上皇。

女帝である後桜町上皇はまず、手元にあったリンゴ3万個を民へ配ります。

その後、他の貴族たちも飯やお茶などを配るのです。

そして、天皇だった光格天皇は幕府へ「民を助けて下さい」と直接要請したのです。

皇室や貴族が民衆に何かをし、そして幕府に指示を出すことは【禁中並公家諸法度】と言う法に触れる行為でした。それを承知で幕府へ要請したのです。

その時、幕府は何もしない民への後ろめたさからか、天皇の要請を受けるのです。

この行為「朝廷が幕府を動かした」という事実は語り継がれ、100年後、維新の柱の一つ・尊王論となって倒幕へと繋がっていくのです。

光格天皇と上皇達の偉大な行動が今の日本を作ってくれたと言っても過言ではありませんね。

他人の為に行動を起こすことは本人にとっては、とても面倒な事です。

民の為に行動を起こす。これぞ天皇のあるべき姿ではないでしょうか。

行動を起こすと言えば、私も社会人として社会の役に立つべく、会社に勤め社会貢献に繋げるべく仕事をこなしています。

サラリーマンは給料をもらいその対価として仕事をこなします。

私の様な、一製造業での営業職であっても、仕事を通し、会社を通して社会の皆さんのお役に立つ為、日々仕事をしている。

小さいことかもしれませんが、私が出来る事はこれくらいしかありません。

それでも行動する事で社会の一員として役に立っているのだと・・・。

ちょっと、おおげさになってしまいまいたね。

今の日本が有るのも、幼いながらに民の為に幕府へ起こした行動、民への強い思い。

感謝の言葉しかありません。

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「即位礼正殿の儀(そくいせいでんのぎ)」は国民の祝日で一度だけの休日であるべき(まとめ)

「即位礼正殿の儀(そくいせいでんのぎ)」にあたる2019年10月22日は国民の祝日です。

但し、憲政ご初めての国民の日であるため、一度だけの祝日として休日になったのですね。

今回の記事を理解頂ければ、国民である皆が祝う日である事を理解できるのではないでしょうか。

「天皇陛下、バンザーイ」の日である祝日は、国民の為に日々思いをはせて頂いている「天皇家」への国民の感謝を示すために皆が祝う休日なのですね。

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