マグロ完全養殖に成功している近畿大学水産研究所はこの度、夏の日本の食卓に一度はあげたい高級魚「うなぎ」の人工ふ化に成功しました。
数年後には日本の食卓に「完全養殖」の国産のうなぎが並ぶ可能性が出てきました。
漁獲量が減ってきていただけに実現すれば国産のうなぎが安くなるかも!
2020近畿大学祭ではマグロよりうなぎが話題になる?
近畿大学水産研究所といえば、数年前に話題となったのが完全養殖に成功したクロマグロの完全養殖化成功のニュースでした。
マグロを生で食べる文化は日本独特の物でしたが、「寿司」それもにぎりが世界的ブームとなった事で、一気に漁獲が減少しました。
毎年恒例だった初せりでのまぐろ買い付け最高額は日本の企業が独占していましたが、外国での需要が増え、恒例のシーンも余り見なくなりました。
まぐろといえば、私の妻の実家は漁師町で海の幸はおもてなし料理で良く食していました。
地元産ではありませんでしたが、お寿司にはマグロは必ず中トロと大トロが並んでおり美味しく頂いていた事を思い出します。
マグロは大トロ、中トロに目がいきがちですが、私の様な50歳ちかいおじさんには、脂の少ない赤身がもっとも美味しく感じます。
本マグロの赤身なんか、子供や若い人たちには本当の美味しさが解らないでしょう。
そんなマグロをいつでも安定して食べられるようにしてくれた、近畿大学水産研究室には感謝の意しかありません。
完全養殖が実現すれば入試の偏差値にも影響がでそう
さて、近畿大学といえばマグロの完全養殖に成功した大学としても有名です。
水産研究室を目指す学生も一気に増え、水産学科は2019年度でも偏差値55.0と1位の医学部67.5や2位の薬学部60.0ほどでは有りませんが、上位7位と簡単ではありません。
うなぎの完全養殖にも期待がかかりますので、今後はもっと上がる可能性もあります。
さて、偏差値といえば私も大学を出ている身としては気になるもので、私が卒業した大学は30年程前は40.0と大学としてはどちらかと言えば低い方の大学でした。
今では、更に人気が下がり偏差値35.0まで落ちていました。
卒業生としては悲しい限りです。
話を戻して、今回の養殖うなぎの稚魚孵化成功のコメントです。
近畿大学では独自の餌(えさ)のやり方などで稚魚を育てていて、早ければ来年の春にも養殖が可能な大きさにまで成長するということです。
この時点では2センチまでの成長が確認されており、春先には5センチ程度まで成長する見込みだそうです。
その後は
ニホンウナギの完全養殖が実現するのに「あと少なくとも4年はかかる」としています。
この4年にも未だ不明とされている海遊魚の特徴である部分の解明も課題の為、実際に親になるまでのサイクル形成まではまだまだ時間がかかると思われます。
日本の食卓に安価な養殖うなぎが登場するかも(まとめ)
いかがでしたでしょうか。
完全養殖にはまだ数年の歳月が必要なようですが、今まで難しいとされてきた孵化させる事に成功したのですから、完全養殖も夢ではなくなったと考えていいのではないでしょうか。
近い将来、日本いや世界中で美味しい日本産の養殖うなぎが食べられることを、心待ちにしたいと思います。
この度は、最後までご覧頂き誠に誠に有難うございました。
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