コンビニ各社からおでんが消滅?セール期間や店の実情をプロが解説!

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コンビニのおでんは年間通して食べたい食材なのですが、夏場は流石に売っていないコンビニがおおいですよね。

セブンイレブンなどでは、そんな需要の対応として夏場には冷たい袋入りの「冷やしおでん」も売っています。

そんな国民的お惣菜の「おでん」がコンビニ各社から消えてしまいそうなのです。

そんな現状を食品のプロである私が少しお話したいと思います。

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セールスの時期とオススメの買い方や食べ方!レシピはお手軽うどんが超簡単!

「おでんどれでも〇〇円均一」や「○○とおでんを買うと…○○%引き」、「〇日間限り○○%引き」などのセールの始まる時期としては、食べ始めの需要を煽る意味でも販売開始直後が一般的です。

気温が急激に下がり出す時期なども需要を更に高める為にセールを行ったりしますね。

期間は4日間から1週間が最も多いです。

やはり、お勧めの買い方はセールを狙うのが賢明でしょう。

通常販売している同じものが均一の価格で購入できるわけですからね。

事項に述べている価格を参考にされるのも賢い買い方です。

100円以上の品物は、お好きな様であればセールの際に優先的に購入し、数日分を冷凍保存、食べたいときにレンジでチンするなどすると、コストてきな優位性がでてきますしね。

おでんと言えば、各社がこだわるお出しですが、おでんのタネ以外で使える物はやっぱりおつゆですね。

このおつゆは昆布や鰹節をふんだんに使ったものが多く、醤油がベースです。

そこで、お勧めのメニューとしては、うどんの玉を使ったそのまま「うどん」です。

たまごを使って「かきたまうどん」や「月見うどん」、とろろを入れた「とろろうどん」などはとても簡単で美味しいですし、直に出来上がります。

困ったときは、おでんのスープで超簡単「うどん」はいかがでしょうか。

おでん種人気ランキングとカロリーや価格など!気になる販売期間や不衛生などの情報も

私が調べた2018年セブンイレブンの人気ランキングとカロリーをお知らせします。

セブンイレブンをはじめとしておでんを販売開始するのはお盆過ぎからが一般的です。

実際の取引を行っているメーカーである私が体験しているので間違いはありません。

一部の店舗では、おでんを入れて温める什器を一年中出している店舗などもありますが、実際の全国的な販売開始は8月下旬です。

販売終了時期は殆んどのコンビニが3月末で終了します。(一部例外もあります)

また、価格を見れば、均一セールの際に何がお得かも分かって頂けると思います。

以下を参考にして頂けると幸いです。

セブンイレブン売れ筋おでん種トップ10!(2018年度)

10位 ロールキャベツ 価格:税別121円 カロリー:41kcal

9位 味しみこんにゃく 価格:税別70円 カロリー:7kcal

8位 ジューシーウィンナー巻き 価格:税別88円 カロリー:86kcal

7位 湯葉風だし巻き玉子 価格:税別82円 カロリー:88kcal

6位 味わいつみれ価格:税別88円 カロリー:57kcal

5位 つゆだくがんも 価格:税別88円 カロリー:69kcal

4位 餅入り巾着こがね餅 価格:税別125円 カロリー:119kcal

3位 つゆだく白滝 価格:税別70円 カロリー:6kcal

2位 こだわりたまご 価格:税別84円 カロリー:83kcal

1位 味しみ大根 価格:税別75円 カロリー:12kcal

こうしてみると、結構値段はバラバラなのが分かって頂けると思います。

 

また、コンビニのおでんは常時オープンケースでの販売が目立ちます。ちゃんと蓋などもあるのですが、ほとんどのお店は蓋をしていないのが現状です。

マニュアルでは蓋をする事になっていますが、蒸気で出来る結露が蓋を開ける際にレジ周りに垂れてしまい、不衛生な汚れが発生する原因にもなり、また、床が滑るなどの二次被害を発生させる可能性もあります。

蓋をしなければ、その被害は発生しませんので基本使っていない店舗がほとんどのようです。(来客の少ない時間帯は基本使っています)

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店の実情は廃棄の量と掃除の手間が課題(まとめ)

おでんは3、4時間煮込んだあと売れない場合は廃棄されます。

荷崩れや味の変化がおこるからで、煮込みすぎは売れませんし品質的にも問題です。

そのため、廃棄するのですが、基本廃棄分の費用はお店側のロスになります。

また、おでんを煮る什器は洗浄が面倒です。熱いですし大きいので大変です。

洗浄作業中は他の事も出来ませんから、作業は決まって深夜の来客の少ない時間帯に偏り、只でさえ採用の厳しい時間帯での作業で販売員の不満にも繋がります。

しっかり洗浄、乾燥しないと「食中毒」の危険性などもあります。

こういった手間がかかる割に廃棄も多い様では、店側としては無くしたいと言うのが本音ではないでしょうか。

 

いかがでしたか、コンビニは利益あっての商売です。競合も多いです。

おでんが店頭から消えればセールも消えます。(当たり前ですね(-_-;))

それに付随した作業関係も減らすことができます。

 

店舗が多い分、扱うアイテムは出来るだけ少ない方が良い訳ですし、日々の売れ行き次第ではすぐに店頭から消えてしまう物も多いです。

幾ら売れ筋の人気商品でも、利益が出なければお客さんが欲しいと言っても販売を続けることは出来ません。(慈善事業ではありませんからね)

なぜなら、お店が潰れてしまうから。

たかが”おでん”、されど”おでん”なんですね。

効率面と利益面の改善がおでん販売継続には急務と考えます。

今回は、最後までご覧頂き誠に誠に有難うございました。

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